2016年4月28日木曜日

まどマギファンによる魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] 1話~6話に関する中間まとめ

先月発売されたきららマギカVol.25にて連載された魔獣編も早くも第六話、
いよいよヒートアップしてまいりました。

ここで一度、魔獣編に関するまとめを行いたいと考えました。

理由として、

①本編、新編(コミック版)、TDSが全て12話構成
→魔獣編も12話の構成…?今がちょうど中間地点である可能性が高い。

②今一度、話の整理がしたい
・6話で続々と出てきた新設定のまとめ
・注目おきたいところ(伏線らしき部分)

が挙げられ、今回は魔獣編に関するまとめを行います。
こうして物語を整理する過程が、何よりの作品理解に繋がると考えています。#本音

この記事を通してまどかマギカのファン層が少しでも活発になれば幸いです。



1.はじめに

まどか☆マギカシリーズである「本編(前編/後編)」「新編」「魔獣編」及び「TDS」「ドラマCD(本編に直接関係のあるもの)」の時系列を一度まとめてみると、以下のようになると考えられます。

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(1)ほむらのループ数について

「ほむらのループ数」は基本的に①「5周以上派」と、(現在ではごく僅かだと思いますが)②「5週派」に分かれると考えられます。この記事を読まれる方には後者もいると思われますが、この記事では「5周以上」として制作しました。

ほむらのループに関する解釈をMagica Quartetの内のお二方(虚淵玄/新房総監督「魔法少女まどか☆マギカ The Beginning Story」より参照)の一つを挙げてみます。
虚淵「10話のループ描写は尺の関係であくまで最低限のみ。実際にはもっとループしているんでしょうが、そこは自分自身も定義していない」(P283下段) 
新房「何百回もループいていたらほむらも恐らく年を取ってしまうでしょうから。そのあたりは厳密にしていない」(P284上段) 
虚淵「ほむらの頭の良さから考えて、数千回もループしているとか思えないので、もっとループ回数は少ないでしょう。ほどよい回数と思っていただければ」(P284上段)
The Beginning Storyでのインタビューを読む限り、共通して「少なくとも第10話で詳細に描かれた時間軸よりもループしている」ことと「ループ回数は設定してない」ことが伺えます。

また、この図を制作するに当たり調べものをしている際、インタビュー(The Beginning Story発売)前には5周説を強く提唱されている方のツイートをまとめられているtogetterを見つけたので、作品理解のために一読しておくと面白いかもしれません。
暁美ほむらは5周しかループをしていなかった説

(2)TDSの位置付けについて

IFストーリーのTDSの位置づけに関する解釈の仕方として①「本編暁美ほむらのあるループ中の出来事」または②「本編のほむらとは全く関係のない完全なるパラレルワールド」の2パターンに分かれると思いますが、今回では前者と仮定しております。

(3)「魔獣編」と「コンセプトムービー」の位置付けについて

魔獣編は現在進行形の物語であり、どこまで進むのか未定のため若干変わるかもしれません。
コンセプトムービーでは「ダークオーブ」が登場しているため、悪魔ほむら誕生後である新編の真横が最も考えられるだろうとこの配置で図を仮制作しました。




2.「魔獣」について

人に見えざる謎の生命体 その身から放たれる瘴気でこの世界を満たし尽きる事なく増殖しながら闇夜に紛れて人々の感情を食い荒らす」([魔獣編]第一話 巴マミ)


(1)種類(「魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編]第一巻」表紙裏より参照)

現段階で判明している魔獣の種類は以下の通りです。

①魔獣(ノーマル)
一般的な魔獣。大量に表れてレーザービームで魔法少女を襲う。
[本編]12話00:21:17
[本編]12話00:23:13
戦闘シーン:
・大量のノーマル魔獣でもティロ・フィナーレ一発で死亡


②シュゲン魔獣
ノーマル魔獣よりも強い。
レーザー攻撃に加え、メラメラ熱く、青銅の剣や手槍を使う。


③サトリ魔獣
シュゲン魔獣よりも強い。
ブロック状の内臓で敵を押し潰す。
サトリ魔獣が出現すると、地面が風化する、金属が腐る、肌荒れがひどくなる。

(※コンセプトムービー内ではオクタヴィアと対峙しているカットが有)

戦闘シーン:
・一回のブロック攻撃で大型パイプを消滅([魔獣編]第二話)
・ブロック攻撃は佐倉杏子の結界に防がれる([魔獣編]第二話)


④ゲタツ魔獣
魔獣の中で、最も強い。
ひたすら冷たくて寒く、最も大きな個体([魔獣編]第六話より)とされている。

見滝原の魔法少女からは「超大物魔獣」と呼ばれている。
「他の個体とは姿形も異なる上 協力な瘴気を纏っていた」([魔獣編]第一話 インキュベーター)
「あれだけの異質な瘴気を放つ個体」([魔獣編]第一話 巴マミ)

戦闘シーン:
・瘴気(=濃霧?)が濃すぎて(銃の)照準のつけようがない([魔獣編]第二話)
・冷気でリボンを近づけるだけで凍るため、巴マミの束縛魔法を完全無力化([魔獣編]第二話)
・レーザー攻撃は防がれるものの本気を出せば佐倉杏子の結界を一撃で破壊([魔獣編]第二話)
・「相手が大物魔獣一体のみならば私一人の力で確実に仕留められたはず」([魔獣編]第四話 暁美ほむら)


(2)設定資料集から読み取る「魔獣」について「PRODUCTION NOTE」のIMAGE NOTEより参照)

・白い大きな男(達) 3mとか
・頭から出てる四角:わざとらしいCG ポリゴン? 直線的なカンジ 
             半透明のプレパレートみたいな薄い板 リピートで泡のように湧いてる
・マジョと同じに見えないように
・攻撃は手から細いレーザー
・聖職者っぽい服
・ゆっくり左右に揺れてる

[裏設定](要約)
魔法とは違う力で動いている。魔法の元となる感情を吸い上げ体内でグリーフシード化させ、その目的はぐねぐねになった世界のバランスを戻すため。また、吸われた人間は廃人になる。

○魔獣の力…直線的、男性的な力、規則的、収縮する、シンプル
○魔法の力…曲線的、女性的な力、ランダム性、増殖する

・「グリーフシード」は四角い(※「グリーフシード」という単語の初出はここだと思われます)



3.魔獣編を理解するために特に注目しておきたい台詞

(1)第一話

「魔獣との戦いはね…自分自身との心の戦いでもあるの 魔法少女の強さは各々の潜在力や熟練度だけじゃ全てじゃない 魔獣と戦う上で最も大切なのは意志の強さと心の強さなの もしもそれを軽んじてしまえば 容易に魔獣達に隙を与えてしまう事になる… たとえ強い魔力を持ち合わせていたとしてもね」(巴マミ)

魔獣の標的は必ずしも一般人であるとは限らない」(巴マミ)

魔獣に心を食われた奴はみんな廃人同然になっちまう(略)どうせ魔獣に襲われたって死にはしない」(佐倉杏子)



(2)第二話

「魔獣たちは精神のゆらぎを嗅ぎつけて襲ってくる」(巴マミ)

「聞いたことがあるわ 魔獣の餌になる感情は二つ 正の感情と…負の感情があるんだって」(美樹さやか)

(3)第三話

「この世界には『魔女』なんてものは存在しない 自らの祈りのために契約を交わした少女は『魔法少女』として 世界に蔓延る魔獣を倒し続ける使命を帯びる それがこの世界でのルールであり 『鹿目まどか』がその命をもってもたらした世界の理だ」(暁美ほむら)

「『契約を交わした魔法少女はみな魔女となる』 かつての世界での残酷な運命を顧みれば 最期の瞬間まで希望を失わずに使命を全うできるこの世界の理は 数多の魔法少女にとってきっと救いになるものだと私は信じてる」(暁美ほむら)

「私の唯一の理解者であり友達だった『鹿目まどか』 魔女の存在…そしてあの子が生きてきた証はもうこの世界には残されていたに あの子が全ての魔法少女の為に祈り叶えた奇跡を憶えているのはただ一人 私だけなんだ」(暁美ほむら)

より多くの魔獣を倒してもらえるのは助かるけどさ 僕らだって貴重な魔法少女の損失は大きな痛手になるんだ」(インキュベーター)

円環の理という未知の概念によって消滅してしまう希望と絶望の相転移 それすらも宇宙のエネルギーとして利用できるだなんて 君の夢物語は文字通り大いに夢のある話じゃないか?」(インキュベーター)

「『円環の理』を世界にもたらすきっかけを作ったという 因果を紡ぐために用いられた『魔法の盾』…そう 時間を操る魔術さ」(インキュベーター)

「これは驚いたよ 君(暁美ほむら)がこれ程までの魔力係数を秘めた逸材だったとはね」(インキュベーター)

(4)第四話

「私がかつて行使していた『時間操作魔法』 幾度となく酷使してきた私の魔法は改変された世界において 武器とともに効力をも変化させ 私は弓を手に『記憶操作魔法』を操る魔法少女となった まどかと別れた後 意識を取り戻した私が持っていたのは新たな魔法とまどかの記憶のみ 書き換えられた世界の記憶を持たない私が特に不便もなく新たなルールに順応する事が出来たのはこの魔法があったからだ なぜこの世界で私の魔法が変化したのかは解らないけれど これもまどかによって世界が書き換えられた影響だと考えている」(暁美ほむら)

「…でも……どうして時間操作の代わりの魔法が記憶操作なの…?」(暁美ほむら)

グリーフキューブはあくまで行使した魔法によって生じる『穢れ』を取るものだからね 君が魔獣に奪われたのは魔力の絶対量…つまり容積自体が小さくなっていてソウルジェムの本質が大きく損なわれている状態なんだ 元々無いものにグリーフキューブを使っても意味はないのは当然さ」(インキュベーター)

「君の期待を裏切るようで悪いけど 奪った魔獣を倒して魔力が戻るという話は訊いたことはないし… 取られた分の魔力は自力で回復する以外に手立てはないと思うよ」(インキュベーター)

「どうやら魔法少女の魔力の強さと相対する魔獣の強さは比例しているようなんだ 君の持つ膨大な魔力に引き寄せられてあれだけの数の魔獣を呼び寄せてしまったと考えれば説明がつく もしかしたら…見滝原の魔獣が活性化した原因も君の潜在能力にあったのかもね」(インキュベーター)

(5)第五話

「さっきの奴の攻撃パターンに覚えがあるの 自分以外の時を止めて相手を攪乱し 一切の隙を与えず先手を打つ… それ時間操作の力よ」(暁美ほむら)

(6)第六話

「ほむらちゃんの力を奪った『あの魔獣』を 倒してあげてほしいの」(偽鹿目まどか)

わたしたち魔獣はね 人が生み出す『あぶないもの』をこの地上に増やさないために生まれるの」(偽鹿目まどか)
※あぶないもの=感情エネルギー

ニンゲンの持つ『カンジョウエネルギー』がこの地上であふれかえってるって事は わたしたちにとってもこの地上にとってもすごくあぶない事なの だからわたしたちは毎日ニンゲンからカンジョウエネルギーを吸い取りながら本当にあぶない事が起こらないよう見張っているんだけど… ある時突然とてもあぶない力を感じたの ほむらちゃんたちがマホーショウジョって呼んでるニンゲンみたいに強いカンジョウエネルギーを持つモノが現れる事は珍しくないんだけれど それを抜きにしてもわたしたちが感じた力はひときわ強いものだったから わたしたち魔獣もキケンを感じて力の発生場所をみんなで探ることにしたの そうして力の源を特定したわたしたちが行き着いた先にいたのが… ほむらちゃんだったんだ」(偽鹿目まどか)

「わたしたちもこの地上のためにあれだけ強い力を見過ごせなかった だからわたしたちの中で一番大きな個体がほむらちゃんの力を貰うことになったの」(偽鹿目まどか)

「ニンゲンのカンジョウエネルギーは決して甘く見ちゃいけないの! もしもわたしたち魔獣が感情エネルギーを放っておいたら… 天地がひっくり返っちゃう事だってありえるんだから!」(偽鹿目まどか)

「わたしたちは集めたカンジョウエネルギーをちいさな形にして安全なものへと換えることができるんだけど ほむらちゃんなら吸い取ったカンジョウエネルギーは少し違ったっていうか… なぜかグリーフキューブに換えることができなかったの それどころかカンジョウエネルギーは魔獣の体の中で膨れる一方で大きな魔獣の体でさえも抑えがきかなくなって…次第に大きな魔獣は本来の魔獣とは違う性質のものへと姿を変えていったの わたしたち小さな魔獣もエネルギーの消化を手伝ったけれどやがて溢れ過ぎたカンジョウエネルギーに飲み込まれる事態になってしまったの… (略) それがわたちたち ニンゲンの形をとった魔獣だよ」(偽鹿目まどか)

「ほむらちゃんの力を奪った一番大きな魔獣はほむらちゃんの力の消化を専念するため わたしたちも知らない所へ身を隠してしまった でもあの魔獣がわたちたちのように飲み込まれるのも時間の問題… このまま危ない力を抑える事ができなくなってカンジョウエネルギーが地上に溢れかえってしまったら…きっと大変なことになる だから魔獣の居所を突き止めて消し去ることでほむらちゃんに力を返したいの」(偽鹿目まどか)

「この個体からはほむらの魔力が強く感じられる 魔獣の内部組織と感情エネルギーが融合して性質が変化しているんだろう 魔獣が人の形に姿を変えたというのは君の奪われた魔力が作用しているんじゃないかな 推測に過ぎないけれど記憶操作魔法を利用して顔見知りの人物に錯覚させていると考えれば合点がいく」(インキュベーター)

変異魔獣が私の魔力を利用して力の行使をしているのだとしたら やはり時間操作も私の魔力由来のもの…? いえそんなはずは…時間操作の力なんでこの世界で一度も使えた試しがないし そもそも私の武器は最初から弓だけだった…はず… 何かが引っ掛かるような…」(暁美ほむら)

「この魔獣の体内には吸収されたほむらの魔力に混じってなぜか呪いの力も感じ取れる 魔獣はあらゆる感情エネルギーを吸収 無力化するという話だけれど 何らかの原因で消化不良となった呪いエネルギーが魔獣の体内で蓄積されているみたいだ(略)もしかするとこの呪いエネルギーが今回の魔獣の変異を引き起こした一因なのかもね」(インキュベーター)

「この変異魔獣一体どうしたものかな 魔獣の内部を巡る「呪い」の力…これほどの濃度を感知したのは初めてだ 魔法の行使によって穢れを生み出すソウルジェムですらある一定の穢れに達した時点で『円環の理』が全ての穢れを魔法少女の魂と共に消滅させてしまうはずなのに… この地上に存在しないはずの性質を有した魔獣…か」(インキュベーター)

「変異魔獣は記憶操作魔法で作られた魔獣よ あいつらは自分の中にある人間に化けて私達を惑わすの つまりこちら側の記憶は全て筒抜けになっていると考えていいと思う」(暁美ほむら)

「ほむらちゃんがわたしを見ても何も感じないのはね 心が欠けちゃったせいなんだよ」(偽鹿目まどか)

「私はずっと前から一つの『ある事』が気になっていた 気になってはいたけれど答えを知るのが怖くて今日まで黙ってた でもねそれを今この場ではっきりさせたいと思うの …キュゥべぇ 私が魔法少女になるために叶えた願いを答えられる?」(暁美ほむら)

「いつだったかあなたは私に言ったわね 魔女と戦った私の記憶は『絵空事」だったと その魔女と戦った私の記憶はその『絵空事』で私の魔法で真実に変える事は可能だと思う?(略)それから…あなたに語った魔女の世界の話 まどかと過ごした思い出 あの魔獣のまどかでさえも 真実なんて何一つ私の記憶のどこにもなくて 全部私が私の魔法で都合よく創りあげた…絵空事に記憶に過ぎないだろうって…」(暁美ほむら)

「願いなんて知らない 私には…きゅぅべぇと契約した記憶なんて存在しない!」(暁美ほむら)


その他の情報の要約
①リボンには何か強い力が込められている

②一般人をターゲットにしなければならないほど感情エネルギーを危惧する理由は?→とにかく危ない
(詳細な理由はまだ描かれていないので、今後の要注目ポイント)

③人間に化けるような真似ができるようになったのか?→暁美ほむらのカンジョウエネルギーの影響

④大物魔獣を消し去ることがあなたの望み?→(黙って頷く)



5.考えられる伏線

(1)この魔獣の群れは…!?
[魔獣編]第三話
第三話の時点で、非常に不思議なカットが一つあります。ゲタツ魔獣の中央部に暁美ほむらの魔法少女服のシルエットがあることです。ただの演出なのか、それともこれには明確な意図があり、今後に繋がっていくのでしょうか。


(2)変異魔獣の目的

[魔獣編]第四話閉幕に現れた偽美樹さやかを始めとする変異魔獣。
偽鹿目まどかの目的は第六話でぼんやりと描かれていますが、では偽美樹さやかや偽佐倉杏子、偽巴マミ両親はどのような狙いで現れたのでしょうか…?偽美樹さやかに関してはやたら志筑仁美に執着して当たっているようにも取れますが、何か今後の展開に繋がる出来事なのでしょうか…?


(3)志筑仁美の今後

…となりまして、志筑仁美は世の常識を超えた明らかに「おかしなモノ」を見たことになり、いよいよ間接的に「魔法」の存在を知ることとなりました。

コンセプトムービーにて志筑仁美は「それはきっと 口止めされているんですわ。魔法のご利益って内緒にしておかないと、効き目が消えてしまうものでしょう」と明らかに魔法の世界を知っているかのようなセリフ(中でも真髄を知っているかのような)がありましたが、【1.はじめに】で記載した図を見ると、この瞬間から志筑仁美サイドでも水面下で本格的に動き出しが行われている可能性が高いのではないでしょうか…。


(4)「あれっ?…ほむらちゃん…?」
[魔獣編]第六話
ここで注目してほしいのは①の表情と②の表情。①の表情のまどかで自分で散々暁美ほむらを追い詰めておきながら、②では「…あっ」と、まるで何が起こったのか理解していない様子に見て取れます。「目的を完遂するための人格」(①)と「まどか(に限りなく近い)人格」(②)のように、何か二重人格的な裏設定があるのでしょうか…?


(5)その他

まだまだ魔獣編には謎が多いです。

細かな点を挙げると

なぜこの世界で私の魔法が変化したのかは解らない(第四話/暁美ほむら)
なぜか暁美ほむらの感情エネルギーはグリーフキューブに換えることができなかった(第六話/偽鹿目まどか)
・いえそんなはずは…時間操作の力なんでこの世界で一度も使えた試しがないし そもそも私の武器は最初から弓だけだった…はず… 何かが引っ掛かるような…(第六話/暁美ほむら)

など。今後解き明かされるべき謎は現時点でまだまだあります。

意外と見落としがちな点ですが、魔女のいなくなった世界でインキュベーターがどのようにして宇宙エネルギーを回収しているのかが未だ分かっていないのもキーになりそうな気がします。
あれほど本編で使われた「希望と絶望の相転移時に生じるエネルギー」(中でも、少女の第二次成長期)を使ったエネルギー回収手法が壊された(「穢れがたまった瞬間に穢れと共に消滅する世界」に再編されたため)わけですが、一体今の世界では何を/どのようにして回収しているのでしょうか…?



取りオタが名言だと感じた[魔獣編]の台詞

・「希望を懐き 最期の時まで魔獣を倒す……あたしは魔法少女」([魔獣編]第二話 美樹さやか)

・「ただ一つだけあいつの名誉の為にも言えるのは… さやかがあたしらの前から居なくなったのは 世を儚んだとか誰かに裏切られて絶望したとかバカみてえな器の小さい理由じゃないってことなんだ あたしが最期に見たあいつの顔は 笑ってた気がするんだ」([魔獣編]第四話 佐倉杏子)

・「教えて下さって どうもありがとう」([魔獣編]第四話 志筑仁美)

・「ごめんねまどか もう何も信じられないの 何が正しくて嘘の記憶だったのか… 『マドカ』…私を魔法少女から解放して」([魔獣編]第六話 暁美ほむら)





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意外と魔法少女まどか☆マギカファンでも魔獣編はまだ読んでいないという方は多いです。
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第一話連載号:きらら☆マギカ Vol.20
第二話連載号:きらら☆マギカ Vol.21
第三話連載号:きらら☆マギカ Vol.22
第一話~第三話収録 第一巻:魔法少女まどか☆マギカ [魔獣編] 第一巻

第四話連載号:きらら☆マギカ Vol.23
第五話連載号:きらら☆マギカ Vol.24
第六話連載号:きらら☆マギカ Vol.25(投稿時の最新号)





参考:
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ、虚淵玄先生インタビュー [アキバBlog]

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